こんにちは!
今回は、過去問題の7問目です。
問題
眼球の中で光が通過する順序として正しいのはどれか
- 水晶体→虹彩→角膜→硝子体→網膜
- 角膜→虹彩→水晶体→硝子体→網膜
- 角膜→虹彩→硝子体→水晶体→強膜
- 強膜→虹彩→角膜→硝子体→水晶体
- 角膜→強膜→水晶体→硝子体→網膜
正解は2の
角膜→虹彩→水晶体→硝子体→網膜 です
それぞれの役割について
角膜
・透明な膜で、光を通過させるとともに屈折させ、網膜に光を集める
・正常な場合、血管は無い。けがや炎症を起こした場合には血管が侵入してくる
・体性感覚神経があり、角膜を触るなど刺激を与えると瞬目反射(瞬き)や流涙反射が起きる
虹彩
・水晶体の表面にある
・中心に孔が開いている円形をしていて、孔の部分を瞳孔という
・平滑筋が存在していて、これを収縮させることによって瞳孔の大きさを変え、眼内に入る光の量を調節している
水晶体
・両面凸の透明な構造
・眼の中に光を通すレンズがある
・毛様体の筋肉によって水晶体の厚みを調節している
厚みを変えることで弯曲率を調節して網膜に焦点を合わせている
硝子体
・水晶体の後方を満たすゼリー状の物質
・90%以上が水分
・細胞成分をほとんど含まず、眼圧や眼球形状の維持、外力に対するクッションの役割
網膜
・入ってきた情報を受け取り、脳との伝達通路である視神経に渡す役割
今日はここまでになります
次回は犬、猫と人の眼の構造の違いや、見え方についてです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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