こんにちは!
前回は、
筋肉には種類があって、
・自分の意志で動かすことのできる(随意)骨格筋
・自分の意志で動かすことのできない(不随意)平滑筋、心筋
・筋繊維中に横紋(しま模様)があるのが骨格筋、心筋
・横紋がないのが平滑筋
と学びました。
今回は、筋収縮について
筋肉はどうやって動かしているのか?です。
まずは全体像から。
脳の中の大脳皮質の運動野から筋肉を動かせ!と指令が出る
↓
上位運動ニューロン
↓
下位運動ニューロン
↓
下位運動ニューロン
↓
神経終末部から神経伝達物質(アセチルコリン)を筋肉に放出
↓
筋肉が収縮して動く
というざっくりとした流れはこんな感じです。
では、筋収縮はどうやって起きているのか?
筋肉は筒状のものが4層に重なってできています。
1番外側が筋、次に筋繊維束(きんせんいそく)、次に筋繊維、そして1番内側が筋原線維(きんげんせんい)です。
そして筋の収縮でとても大切なのが1番内側にある 筋原線維 です。
筋原線維の中にはミオシンフィラメントとアクチンフィラメントというひも状のたんぱく質が存在します。
そして上記で説明した脳から指令を出されて下位運動ニューロンまで伝わり、
アセチルコリンが筋肉内に放出されて筋小胞体に伝わり、活動電位が発生しカルシウムイオンが発生、それがミオシンとアクチンに伝わり、ミオシンがアクチンを動かして筋肉が収縮する。
といった流れです。
筋収縮についてはとても難しい、間違いやすいところかなと思うので、何度も復習が必要かなと思っています。
それでは今日はここまで。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
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