こんにちは!
今回は過去問4問目です
問題
脊髄反射に該当するものはどれか
- 対光反射
- 角膜反射
- 嚥下反射
- へーリング・ブロイエル反射
- 膝蓋腱反射
正解は5の膝蓋腱反射です
反射とは特定の刺激に対して起こる無意識の(不随意的な)反応です 反射には脊髄反射と脳幹反射があります
脊髄反射
脊髄が反射中枢としてはたらく反射 脊髄反射には伸張反射と屈曲反射(ひっこめ反射)があり、
・伸張反射は骨格筋が受動的に引き伸ばされたときに、筋がすぐに収縮してその長さを一定に保つようにする反射 膝蓋骨の周囲を打腱器で軽くたたくと大腿四頭筋が収縮し、膝関節が1回伸展(キックするような動き)します。
・屈曲反射は何か尖ったものを踏んだ時に痛みの刺激を受け、防御反応として反射的に踏みつけた足を引っ込める(屈曲)する反射です
脳幹反射は脳幹が反射中枢としてはたらく反射。代表的な反射は眼瞼反射で、手術時の麻酔のかかり具合を判定するとき動物の眼の周囲を触ると瞬きをする。この反射が眼瞼反射です。
ちなみに、問題にある対光反射、角膜反射、嚥下反射、へーリング・ブロイエル反射は全て脳幹反射です。
対光反射は、瞳孔に光刺激を与えると瞳孔が小さくなる反射
角膜反射は、角膜に硬い毛などを軽く接触させたとき、眼瞼を閉鎖させる反射
嚥下反射は、食べ物を食道に送り込む機能で、喉の喉頭蓋が気管の入り口にフタをし、気管に食べ物が入らないようにする反射
へーリング・ブロイエル反射は、呼吸時、肺が膨らんで伸びたときに縮もうとするときの反射
です。
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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