こんにちは!
では本日から、愛玩動物看護師国家資格合格に向けて勉強していこうと思います。
勉強するにあたり、国家資格向けの教科書や参考書などは、
緑書房(全6巻中1巻発売)ファームプレス(6巻発売)から出ていますが、まだまだ対策についての情報が少ないのが現状です。
調べたところ、試験を作るのは‘一般財団法人動物看護師統一認定機構‘ が実際の国家試験を作るようです。
なので、とりあえずこの動物看護師統一認定機構が今まで作成している
過去問題から勉強していこうと考えました。
ちなみに、この一般財団法人動物看護師統一認定機構のホームページを見ると
国家資格に向けての情報が載っているので、気になる方は検索してみてください。
(過去問題も掲載されています)
では早速始めていきます。
2020年度に実施された動物看護師統一認定試験の内容からです。
過去問題
犬の消化管の形態に関する記述として正しいのはどれか。
- 食道の筋層は横紋筋である
- 胃の入り口は幽門である
- 十二指腸は空腸と回腸の間に位置する
- 盲腸は小腸の一部である
- 直腸は結腸よりも前方に位置する
答えは1の食道の筋層は横紋筋である です。
食道の筋は動物によって違いますが、犬は食道のすべてが横紋筋(骨格筋)で構成されています。
犬の筋組織について
筋組織とは、名前の通り筋肉の組織です。
- 心筋…心臓の血管を収縮して、血液を送り出す
- 骨格筋…骨格を動かす筋肉、横隔膜、舌、肛門括約筋(肛門の開閉を調節する輪状の筋肉)、外尿道括約筋(排尿時に弛緩する筋肉)
- 平滑筋…膨らんだり縮んだり、形を変えることのできる臓器の筋肉(消化管、膀胱、血管、子宮、立毛筋(毛穴の開きを調節する筋肉)、気管)
問題にある横紋筋は心筋、骨格筋にあるもので平滑筋にはありません。
そして骨格筋は随意筋(自分の意志で動かせる)であり、心筋、平滑筋は不随意筋(自分の意志で動かすことができない)です。
そしてその他の解説ですが
2. 胃の入り口は噴門、出口が幽門
3と5. 胃、小腸(十二指腸、空腸、回腸)大腸(盲腸、結腸、直腸)、肛門の順
4.上記に記載の通り、盲腸は大腸の一部になります
今回は筋肉について書いてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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